阪大が入試の物理で出題・採点ミス

俺も受験した去年の阪大入試で物理の採点ミスがあった件について。
これ採点ミスとも言えるし出題ミスとも言えるようです。
詳細は割愛しますが、問1で設定した条件を基に問4も解くのが自然な流れなのに、出題者側は問4を問1と逆の設定で解答を出し、それで採点を行っていたとのこと。
そうやって問4を逆の設定で解かせるなら、そのことを問題文に明示しないといけない。

これにより採点をやり直し、本来なら合格であったはずの30名が追加合格、そのうち2名が医学部医学科。
追加合格者には今年4月からの入学を認めるほか、既に他大学に在籍している場合は2年生に編入という形も可能らしいです。
すなわち浪人してた受験生は1年生からスタートということで丸々1年捨てたことになります。
この1年の差はあまりにも大きい。
まず、ありきたりな表現で言うと、時間はお金では買えない価値がわるわけです。
金銭面に目を向けるとしても、定年まで働くとして最後の1年の給料は金額が大きいはずで、阪大出身者なら出身学部に関わりなく平均1000万円を超えるでしょう。その補償をどうするのか。
それに現役合格と1浪とでは就職活動にも多少は影響しそう。
俺みたいに多浪してれば1年ぐらい誤差だという割り切り方もできるが(´・ω・`;)

それで実際に追加合格者になった受験生の声がいくつか取り上げられており、この記事には感心したので紹介しておきます。

阪大物理の採点ミス
阪大入試で追加合格

与えられた現在の環境で好きなことを勉強し、将来、ここで良かったと感謝できるように努力するのだという決意。
この人は人格者ですね。
将来きっと大成するから、阪大を見返してやるぐらい成功してほしいと切に願います。